三十五日~あの日から一ヶ月~
早いもので、ムーグが虹の橋へ旅立ってからひとつきが経ちました。
だいぶ気持ちの整理ができるようになり、心も落ち着いてきました。
でも、まだ私のそばにいるような気がして、
ついつい祭壇の遺影に向かって話しかけてしまいます。(^^)
アルバム作りも、写真ばかり見入ってしまいって、
なかなか進んでいませんがませんが、少しずつ増やしているので、
よかったら見に来てくださいね。



今日はムーグの思い出を語りたいと思います。(*^_^*)
親バカ満載なので、先にご容赦ください。m(_ _;)m
若い頃はやんちゃで、ドッグランに行くときかん坊だったムーグ。
女の子が大好きで、お気に入りの子を発見するとストーカー犬に早変わり。
一度ストーカーが始まるとしつこく追いかけ回すので、
母ちゃんの強制連行は当たり前でした。


「初めてのバスツアー~ドギーパーク・ストーカー編~」より

「ちょっと、クンクンしていいかな~?♡♡♡」

強制連行だ! 「はなせ~!」

怖い物知らずで、大きいワンコがいても臆すること無く、
尻尾をフリフリさせながら、一緒に遊んでいました。

「乗っていい?」
見ているほうは、ひやひやでした。


「ねぇねぇ 一緒に遊んで~」
「いいよ~、遊んであげるよ~」

ベロベロベロベロ
いつも大きいワンちゃんにベロベロエステをして頂いてました。


こんなシーズー見たことないよ、って思うほど野性的で、
毎日コモドドラゴンのように、地を這う姿で
母ちゃんを引っ張りまくってました。

ドロドロになるのも毎度のこと。

わーい!どろんこだい!
毎日、足を洗っていたので肉球がカユカユに…。
ドライヤーでよく乾かすようにしてからだいぶよくなりました。


言葉も「お手」からはじまり、一つ一つ覚えていって、
いつ頃からだろうか、言葉を理解しているとしか思えないような
出来事があり、その日から普通に話しかけるようになりました。

お母ちゃん、おてデス
それが日々積み重なって、いつしか心が通じ合えるようになり、
おかしな表現だけど、会話ができるようになったというか、
話ができるようになったというか、お互いに言葉が
通じないストレスが無くなるようになりました。
ワンちゃんを飼われている皆さんも、そのような
ご経験をされている方は多いと思いますが、
それからは、もう言葉では表現できないほどの可愛らしさ、
愛おしさを感じるようになり、うまく表現できませんが、
ムーグが自分の体の一部になったような、
心の大半を彼が占めるようになりました。

お母ちゃん、走っていい?
だから、病気がわかってからは本当に辛かった…。
痛かったと思う。苦しかったと思う。
会話ができるようになったとはいえ、この時ほど
どこが痛いのか、何が食べたいのか、何をしてほしいのか、
喋って欲しい、話して欲しい、と思ったことはありませんでした…。
でも、辛い話はもうやめよう。

2週間~3週間の命と余命宣告されてから、
最高級の国産黒毛和牛のしゃぶしゃぶのお肉をたくさん食べられた。

お母ちゃん、お肉おいしい!
多い日は、1日に200g以上食べたことも!
お肉屋さんに、「毎度!」って言われたよ。

それからは少し体重も増えて、余命日以上に頑張ってくれて、
ご存じの通り、大好きな柏の葉公園へお散歩に行くこともできました。


~ 願い ~
今頃はまた若い頃に戻って、虹の橋で女の子を追いかけ回しているかな~?

ムーちゃん、ストーカーはしないでみんなと仲良く遊んでね。
綺麗なお空をたくさん走ってください。
いつか、母ちゃんと父ちゃんがそこへ行くまで待っててね。
母ちゃんと父ちゃんのこと、忘れないでね。
と、願うばかりです。

今まさに、病気と闘っているわんちゃん、看病をされているご家族の皆様、
どうか穏やかな日々でありますよう心より願っております。
動物医療も更に進んで、治療が困難な病気も治せるような、
また辛い病気にもならずにすむような、一日でも早く
そのような日がきますようにと、願っております。




「犬の闘病生活」
