ムーグ闘病記~病気を振り返る①~
ムーグの百か日を前に、心に区切りをつけることができたのは、
あるお友達のブログからでした。
それは、ムーグの骨を拾ったとき、もう全てが許されいて、
そしてムーグの『愛』を全部受け止め切った。
ムーグは最期、苦しみながら旅立ってしまったけど、
骨を拾ったことで、ムーグのミッションは大成功!で完了したんだ、
って教えてもらったんです。
そのブログを読んだ時、ムーグを助けられずに
泣いて後悔ばかりしていた私は救われました。
おいちゃん、ありがとう。(๑′ᴗ‵๑) ~ブログ「oicanの部屋」より~
おいちゃんの愛犬、あいーんちゃんも先月3月7日の朝に
虹の橋へと旅立ちました。16歳という長寿でしたが、
数々の大病を乗り越え、頑張りました!
昨年も、あいーんちゃんが大変な中、ムーグのことをご心配していただき、
応援していただき、そして助けていただきました。
その時のエピソードもまた後ほどご紹介させていただけたらと思っています。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
それから、ムーグが病気とわかってからも、闘病中も、そして旅立ったあとも、たくさんのお友達に励まし支えられ、犬種を問わず、様々な病気と闘いそして虹の橋へと見送られたご家族の皆様の闘病記、ブログなども読ませていただき、自分と同じ思いを重ねることでどれだけ心の支えになったかわかりません。
そして、今なおもメラノーマをはじめ様々なガンや病気と闘っている子がたくさんいます。私も少しでもお役にたてることがあればと、病気について気がついたことを記していこうと思います。

その1 ~メラノーマの症状について~
ムーグの病気が「メラノーマ」とわかったのは、昨年2014年の8月でしたが、今思えばその半年ほど前の、2013年の暮れ頃からその症状は見受けられました。何よりも早期発見早期治療が重要なガンだけに、発見が難しかったとは言え、それらの症状を老化だと片付けてしまったのは、今でも後悔しています…。
通常メラノーマが口の中にできた場合、以下のような症状があるようですが、全てはムーグがメラノーマだと知ってから調べてわかったことです…。
メラノーマの症状
- 口臭
- 痛みのため過剰なよだれ
- 痛みや食べることの難しさに起因する食欲不振
- 口からの出血
- 顔の腫れ
- 口の片側のみで噛む。
「犬の病気・自然療法」~犬の黒色腫の症状より~
ムーグも、食べ物が飲み込みづらそうだったり、物が喉に詰まったような発作もあり、その内ご飯もパチンコ玉ほどの大きさに、小さく丸めてあげないと食べられないようになってきました。
大好きなおやつも小さくちぎってあげてましたが、途中で食べるのを止めてしまったり、興味を示さなかったり…。体重も半年で1Kgほど減りました。
ここに書かれている老犬のサインにもよく似ていました。
2014年の春頃からは、それまでヨダレなんか垂らしたことのないムーグがヨダレを垂らすようになり、歯磨きも嫌がるようになりました。
口からの出血はなかったものの、その時はメラノーマどころか、ガンなんて思いもよらなかったので、てっきり歯が悪い(痛い)のかと…。

口臭もあり、歯垢もたまっていたので、歯を治療すればすぐに良くなるのだとばかり思っていました。ところが先生に診ていただくと、治療が必要なほど歯は悪くないとのこと。口の中を見ても何も見当たらないし、何だろう、何だろう、とずっと悩んでいました。

結局のところ、ムーグのメラノーマは喉の奥の奥~の見えないところにあって、大学病院で全身麻酔によるCT検査をするまでわかりませんでした。発見された時は梅干しほどの大きさまで成長しており、首のリンパ節に感染(転移)も始まっていました。
幸いメラノーマはその時切除していただくことができました。既に外科的手術が手遅れの中、それから約半年もの間がんばれたのは大変幸運だったと思います。【~当ブログ「CT検査の結果…」より~】

<犬のメラノーマについて参考にさせて頂いたサイト>
- 「犬の黒色腫(メラノーマ)」犬の病気大辞典
→【注目】こちらのサイトで「犬の癌特集」しています。 - 「犬の口腔内悪性黒色腫(メラノーマ)」Petwell犬の病気辞典
- 「犬の悪性黒色腫(メラノーマ)」犬の病気・自然療法
- 「犬のメラノーマ(悪性)」サプリメント・コルディM

~2014年11月19日「パパがお外で抱っこ」より~
お外はムーグにとって天然の酸素室でした。

~さてはて、4月3日までに終わるのか






「犬の闘病生活」
